『おこだでませんように』
7月7日は「七夕」の日。犬山キャスタから七夕にちなんだ絵本をご紹介します♪
『おこだでませんように』は、いつも怒られてばかりいる子どもの、心の中を描いた作品。男の子が七夕の短冊に書いた願い「おこだでませんように」は、怒られませんように、という意味です。
第55回青少年読書感想文全国コンクール課題図書選定、第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞、第3回幼稚園絵本大賞受賞と、多くの人々に支持されている名作です。累計33万5000部。
いつもしかられている子どもだけでなく、しかってばかりいる大人もハッとするお話です。作者のくすのき しげのりさんは、大人たちが「子どもたちの心の中にある祈りのような思いに気づくことができますように」という思いで書かれたそうです。
『おこだでませんように』から
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★講談社こども教室 犬山教室の高木先生のコメント
「お母さんや先生に褒められたい!その一心で書いた『おこだでませんように』の短冊。もしかしたら全ての子供たち、大人の心の中にある願いごとかもしれません。最後、願いが叶ったと無邪気に喜ぶ男の子の姿に涙が溢れます。ぜひたくさんの大人のかたに読んでもらいたい一冊です」
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犬山キャスタ 2F「くまざわ書店 犬山店」は、絵本など児童書にも力を入れています。ぜひ店頭で、お手にとってご覧ください ♪
■『おこだでませんように』
作/くすのきしげのり 絵/石井聖岳
出版社:小学館
発売日:2008年6月27日
定価:1650円(税込)
■作者紹介
くすのき しげのり
児童文学・絵本作家。1961年徳島生まれ。鳴門教育大学大学院修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長を経て、2011年より作家活動に専念。『もぐらのサンディ』(2001年)、『おこだでませんように』(2008年)、『メガネをかけたら』(2012年)など。
石井 聖岳(いしい きよたか)
絵本作家・イラストレーター。1976年、静岡県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒業。絵本『つれたつれた』(絵、2000年)でデビュー。『電信柱と妙な男』(挿絵、2004年)、『ぷかぷか』(2005年)、『ふってきました』(絵、2007年)など。
■くまざわ書店 犬山店 【犬山キャスタ2F】
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